昇進試験の志望動機の書き方と例文

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昇進試験の志望動機の書き方と例文

就職とは違いますが、企業によっては昇進するにあたって試験が行われる場合があります。この昇進試験を受験するにあたっての志望動機としてポイントとなるのは「管理職に就きたい理由」と「自分が管理職に向いているという自己アピール」です。実際の志望動機はほとんどの人が「給与アップ」であると考えられますが、もちろん給与や待遇面を志望動機として前面に押し出してはいけません。昇進すればそれまで以上に大きな責任が発生しますし、仕事上の結果も求められます。自分が今後会社に貢献し、成果を上げる自信がある事を上手く伝えなければならないのです。

昇進試験の志望動機 例文
我が社は現在主力商品の●●をこれまでの廉価モデル中心の販売戦略から、利益率・利益額ともに大きいプレミアムモデル中心の販売戦略へと大きく転換しようとしている最中にあります。私はこれまで入社以来13年間、営業職一筋で勤めて参りました。その中で特に●●のプレミアムモデル販売における新規大口顧客の開拓に関しては、営業部の主力としてその先頭に立ち、売上を向上させてきたという強い自負があります。今後、更に大きな売上獲得を目指し、そして我が社を発展させるため管理職という立場からリーダシップを発揮したいと考え、今回の試験に挑戦させて頂きました。

上記の例では全社的な会社の方針を踏まえたうえで、いかにその方向性の中でこれまで自分が実績を作っていたかが雄弁に語られています。昇進試験での志望動機は、通常の就職試験における志望動機よりも一段階自信に溢れたものでなければなりません。「自分は他者よりも優れている。自分を昇進させるべきなんだ。」という事を、嫌味にならないように気をつけながら強くアピールしなければならないわけです。


昇進試験での志望動機は自分の持っているこれまでの実績をまずは最大限相手に伝えるようにします。そして、管理職としてその他の社員を統括することでより会社へ貢献できるようになるということを記述するのです。

上記の例にはありませんが、もし可能ならば10年・20年後といった将来のビジョンについて踏み込んでみるのも良いでしょう。あまり風呂敷を広げすぎるのもよくありませんが、社風にあった明るい未来が描けることは強いアピールポイントになる可能性もあります。

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