酪農の志望動機の書き方と例文

これから酪農の仕事をしたいという場合には、必ず牧場の経営者に雇用してもらわなければなりません。
もちろん、自分で牧場を開くという選択肢もありますが、これまでに酪農の経験のない方にとっては現実的ではありません。
では、どのようにすれば雇ってもらえるのかと言うと、それは面接で自分が酪農を行うのにふさわしい人間であることを伝えるということになります。
そこで重要になってくるのが志望動機です。
以下ではこの志望動機の書き方について紹介していきたいと思います。

酪農に従事したいと思った経緯やきっかけをアピールしよう

酪農というのは特殊な職業です。
ITや広告、マスメディアと言ったメジャーな職種と違って決してなり手の多い仕事ではありません。
そのため、一般的な企業に対して行うような通り一遍の志望動機では面接官は納得してくれない可能性もあります。
志望動機の中には自分が酪農に従事したいと思うようになった具体的な経緯やきっかけを盛り込みましょう。

体力に心配がないということをアピールしよう

酪農はとてもハードな職業です。
家畜へのエサやり、乳絞り、牧草作り、農機具を使った作業などなど、肉体労働という言葉にふさわしい作業を日々繰り返すことになります。
ですので、酪農に従事する人間にとって体力は必須のものとなります。
過去に運動部に所属していたり、肉体労働の現場で働いていたりすれば、そうした経験は是非とも志望動機の中に盛り込みましょう。
面接官としてもこの点は非常に重要視している部分ですので、体力が十分にあると思われれば印象は非常に良いものとなります。

酪農の志望動機の例文

ここまでに紹介したことを踏まえた上で、例文を一つ作りたいと思います。

私は幼少の頃から動物と接するのが大好きで、牧場や動物園に何度となく通ってきました。
そうした中で、幼いころから好きだった動物と触れ合える職業に就きたいと考えるようになり、今回貴社を志望いたしました。
私はこれまでに酪農の現場で働いたことはありませんし、酪農に関する知識も決して多くはありません。
ですが、学生時代は運動部に所属しており社会人となってからは建設現場で働いていたこともあり、体力には自信を持っております。
もしも採用された暁には、持ち前の体力を活かし、そして新しいことを積極的に吸収して、酪農という仕事に真正面から取り組んでいきたいと考えているところであります。
何卒よろしくお願いいたします。

以上が酪農の志望動機の例文となります。
是非皆さんのご参考にしていただければと思います。