こんな志望動機はNG
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こんな志望動機はNG
志望動機に必ず盛り込まなければならない内容があるのと同様に、絶対に書いてはならない内容というものもあるのです。今回は人事担当者が思わず苦笑いしてしまうようなNG志望動機をご紹介しましょう。
一つ目のありがちなNG志望動機は「給与や福利厚生の充実度が優先されている」というもの。確かに給与は高ければ高いほど良いのは間違いありませんし、福利厚生の充実度も社会人生活を楽しく過ごすためには大切です。しかし、これら待遇面にばかり目がいく応募者は人事担当者からすれば仕事に対するヤル気を全く感じることができない存在なのです。悪くすれば利己的で、信頼に足る人間ではないとすら判断されかねません。待遇に関して履歴書で触れることは絶対に避けるべきと言えるのです。
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二つ目は「謙虚過ぎる志望動機」です。日本人の特性として、「へりくだる事こそ美徳」という考え方があります。確かに根拠のない自信に満ち溢れた志望動機というのも困りモノなのですが、逆に「会社に勉強させてもらう」とか「成長させてもらう」といった受け身過ぎる志望動機にも魅力は感じられないのです。
自分がまだ未熟な人間であることは認めつつも、やる気の感じられる爽やかで溌剌とした志望動機でなければ書類選考を通過することは不可能です。「普段の自分よりも一歩だけ前へ出る」、この感覚を大切にしつつ志望動機を練り上げていきましょう。
最後、三つ目のNG志望動機は「具体性の全くない志望動機」です。志望動機とは即ち、その企業を選んだ理由であり言い換えるなら「他社ではダメな理由」です。もしあなたが書いた志望動機の会社名を競合他社に変えても何の問題もなく意味の通る内容であった場合、その志望動機の価値はゼロだと考えた方が良いでしょう。
いかがだったでしょうか。あまりにも自分の考えを素直に表現しようとするあまり、ついつい自分勝手な志望動機を書いてしまう人は意外と多いのです。また、理想を追求するあまり当たり障りのない、漠然とした内容になってしまうケースもとても目立ちます。
志望動機に嘘を書くことは当然許されないことですが、その一方で読み手の側に立った誠実な内容にする努力は必要不可欠です。履歴書を提出する前に、もう一度この記事の例を思い出しながら自分の志望動機をチェックしてみてくださいね。
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