大学院卒の志望動機の例文・書き方

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大学院卒の志望動機の例文・書き方

大学院卒の就職試験は一般に思われているほど楽ではない事が多いようです。大学「院」に進んだ以上、その分野についてかなり高いレベルの知識や技術が要求されるだけでなく、そもそも企業が用意する「大学院卒の枠」が小さい場合が多いこともネックとなるのです。

また、理系学生の方が内定を得やすいと思われがちですがこれもまた必ずしもそうだとは言えないようです。ある意味文系の方が「潰しが効く」のに対し、理系は研究内容などからかなりターゲットが絞られます。就職活動も相当に計画と戦略を練り、どんな人材が求められているのかを正しく認識しなければ内定を勝ち取ることは難しいでしょう。

志望動機についても別に長々と書く必要はありません。ただ、読み手である採用担当者が何か一つでも光る物を感じ取る内容でなければいけないのです。間違ってもよくありがちな「御社の社風に共感し…」などと書いてはいけません。そんな応募者は即「その他大勢リスト」に投げ込まれてしまいます。

今回ご紹介する志望動機例文も、学部によっては直接そのままは使えないものですが、実際に大手企業から内定を勝ち取った大学院生の物をベースに作られていますのできっと参考になるはずですよ。

大学院卒の志望動機 例文
私の夢はいつか自分の手で全く新しい完全クリーンな移動用モービルを造り上げることです。自動車でもバイクでも船でも飛行機でもない、完全に安全でクリーンな乗り物をこの世に生み出したいと考えております。

私は大学では○○を専攻し、□□の研究に没頭しておりました。そして就職活動におきましては、御社の研究・開発環境、そして何より高い技術力に強く興味を持ちました。御社に内定を頂き、そしてこの身を捧げて心血を注ぎ込めば、必ずや▲▲市場における御社の市場規模を高め、そして私の夢も実現できると思っております。

上記例文では自分の夢や将来の目標、そして大学院時代にどのような研究を行っていたのかを述べると共に、それが応募先企業でどのように生かされるのか。企業にとって自分を採用することでどのようなメリットがあるのかをやや希望的観測ではありますが強く述べられています。

社会に出たことのない新卒者は企業からすれば「世間知らず」で当たり前です。妙にスレているほうが不自然ですし、嫌がられるのです。ですから、多少志望動機の内容が現実離れしていても良いのです。夢や大志を抱かない若者には魅力はありません。現実はこれから先嫌でも体に叩き込まれるのです。

実力と努力の伴わない夢であってはいけませんが、必死に大学院時代を頑張り抜いてきたのならその思いの丈をそのまま志望動機にぶつけた方が良いでしょう。遠慮していては他の応募者にインパクト負けしてしまいますからね。

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