公務員の志望動機の書き方と例文

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公務員の志望動機の書き方と例文

やや景気が持ち直してはきているものの、それでも安定感のある職種ナンバーワンとして公務員を志望する人はとても多いようです。公務員といっても幅広い職種がありますが、中でも地方自治体の行政職は大変高い倍率となっています。行政職公務員には法令を順守し、正確な作業を集中力を持って続けることが最重要視されます。また、幅広い見識も必要ですし、将来の管理職候補としてリーダーシップまでも求められるのです。このように難関を極める公務員採用試験ですが、その突破口の一つとして志望動機を最大限活用することが重要となります。

公務員の志望動機 例文
私は●●大学で教育・福祉について勉強し、また介護施設や保育園等でのボランティア活動を通し、この●●市における高齢化・少子化問題を少しでも改善するために力を尽くしたいとの思いを強く抱くようになりました。そしてその思いを形にするためには市民に最も近い窓口である公務員(部署名など)という職に就くことが最善だと考えたのです。

これまで学生として学んできたことだけでなく、実際に高齢者やその家族、子どもたちやその親御さん達とコミュニケーションをとってきた経験を活かし、●●市がより住みよい街となるために貢献させて頂きたく志望致しました。


一般企業の志望動機のように、「利益のために貢献・・・」というスタンスは公務員試験ではNGです。公務員とは公僕ですから、あくまでも奉仕の心を前面に押し出さねばなりません。自分の経験や興味がある、強みを発揮できる分野について、希望する部署とマッチングさせて志望動機を作り上げる必要があります。また、自分の生まれ育った街以外の地方自治体の試験を受ける場合は「なぜその街なのか」という点にも触れて置く必要があります。この場合の理由は何もドラマティックな物でなくてもかまいませんし、自分の興味のある分野についてその自治体が問題を抱えていたり、弱点だったりする場合はそれを利用するのが良いでしょう。

地方公務員を志す学生は試験対策として勉強を頑張ることは当然のことですが、それ以外にも、受験予定の地域のことについて実際に体を動かして知る努力を惜しまないようにしましょう。地域の祭りやイベントには可能な限り参加し、そこで感じたことや気づいたことを忘れないよう書き留めておくのです。こうした不断の努力の積み重ねが濃く、深みのある志望動機作成へと繋がっていくのです。

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