面接を意識した志望動機とは

スポンサードリンク

面接を意識した志望動機とは

書類審査が無事に通過すると、いよいよ次にやって来るのが面接試験です。この面接試験では実際の採用担当者と受験者であるあなたが直接顔を合わせ、その人となりや入社、入学に対する意気込みを声や表情を使って伝えなければなりません。この時、一番大切なのは本物のあなたと、履歴書に書かれているあなたが全く同じ人物でなくてはならないという点です。「なにをバカな。そんなことは当たり前じゃないか。」と思われるかもしれませんが、実は履歴書では大変好印象だったにも関わらず、面接では完全にメッキが剥がれてしまい人事担当者を落胆させてしまうというケースはとても多いのです。あなたの周りにも書類選考は通過するのだが、面接試験にはとても弱い、という人が一人や二人はいるのではないでしょうか。おそらく彼らは履歴書に書かれた自分と本物の自分の間に知らず知らずのうちに違いが生まれてしまっているのです。

面接官は履歴書をしっかり読み込んだ上で受験者と対峙します。そして履歴書に書かれていた内容をベースに更にあなたの能力や人間性の深い部分までを探ろうとするのです。このような場において、「こう書いておけば採用担当者にウケるだろう」といった程度の気持ちで志望動機を書いていると、幾つもの鋭い質問に的確に返答することが難しくなります。答えに詰まったり、矛盾した返事をすればたちまち評価は地に落ちてしまうのです。書類選考通過だけを狙った志望動機では最終目的である「合格」の二文字はなかなか手に入らないというわけです。


では志望動機は一体どのようにして書けば良いのでしょうか。まず最も基礎的なことは、あなたの正直な思いや情熱を素直に文章にすることです。根本的な部分で思ってもいないような事を書いても面接の場ではすぐにバレてしまいます。しかし、それだけでは内容が薄く、引きの強い志望動機にはならないという場合はどうすれば良いのでしょうか。

例としては自分の最も興味のある分野や、趣味等と絡めた少しマニアックな内容にしてみるというのも有効な手段です。前述した通り、履歴書に書く志望動機は面接試験にも大きな影響を与えます。ですから、あくまでも面接試験の場で自信たっぷりに、奥行きのある回答ができる内容でなくてはならないわけです。

言うまでもありませんが、入社試験の場合は業界研究に基づいた企業選択の理由もしっかり盛り込まなければいけません。伝えるべきポイントは、あなたの個性だけでなく、企業の求める人材と自分がとてもマッチしていること・将来のビジョンがその企業の方向性と一致していること、なのです。

サブコンテンツ

このページの先頭へ