自衛官の志望動機と例文

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自衛官の志望動機と例文

東日本大震災などの緊急事態など、この日本で起きる大きな災害時には必ず自衛隊が派遣され現地の人々を逞しく救助する姿が報道されます。自衛隊の懸命な活動の様子に感動する人はとても多いですし、大きくなったら自衛隊員になろう!と志す子供や若者もたくさんいるのです。

また、自衛隊はそもそも日本の安全保障上の最後の砦として、有事の際には自分の命を投げ打ってでも国民の生命と財産を守らなければなりません。自衛隊員の訓練はとても過酷ですから、採用試験に合格したとしても訓練について行けず脱落してしまう人も少なくないのです。自衛隊員の採用試験を受けるにあたっては、体力と精神力、忍耐力に自信があること。そして国家国民のために自分の存在を捧げるのだという信念が必要になりますし、志望動機ではその事をしっかりとアピールすることが重要になるのです。

自衛官の志望動機 例文
私は東日本大震災において被災し、津波で家を失いました。家族の命はなんとか助かったもののこれからどこでどうやって生きれば良いのか分からず目の前が真っ暗になった記憶があります。ですが、そんな中私達に生きる力と心を与えて下さったのが災害派遣されてきた自衛隊の方々でした。

自衛隊の力によって私だけでなく地域の住民の命が救われ、生活の基盤をいち早く取り戻す事ができたのです。あの時の感謝の気持ちと感動、そして憧れは今でも忘れることはできません。本震後も余震と寒さに襲われる日々でしたが、自衛隊が近くにいてくれることによってどれだけ勇気が持てたか、その力は計り知れません。

私は自衛隊の活躍を間近で見ることによって、将来自衛隊員として働き、我が国に迫る様々な驚異から国民を守る盾になりたいと思いました。そしてそう心に誓ってからは精神と肉体を鍛えるために空手道場にも通い始めました。まだまだ未熟な自分ですが、自衛官として国家国民のためにお役に立ちたいと考え、志望させて頂きました。

やや長い志望動機ですが、震災に被災し、その時の自衛隊の活躍にとても感謝している素直な気持ちが現れています。自衛隊は災害派遣の様子がよくクローズアップされますが、本質的には安全保障面で日本を守ることが第一の存在理由です。上記志望動機ではその点についても触れられていますので、隙の無い志望動機と言えるのではないでしょうか。

もちろん被災した経験の無い人でも自衛官採用のための立派な志望動機は作成することはできます。自衛官になるための志望動機の別バージョンについては、また別記事にてご紹介したいと思います。

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